石橋美術館 ちょっと気になる絵の履歴

久留米の石橋美術館の展示会の展覧会「ちょっと気になる絵の履歴」注目作品は、平安時代の書『古今和歌集巻一断簡 高野切』と『伊勢集断簡 石山切』。修復を終えての久しぶりの公開です。1,000年近くの時を軽々と越えてきた平安の美意識をメインのポスターの背景イメージに用いました。

「ちょっと気になる絵の履歴」のタイトルにそそられます。石橋美術館ができたのは、1956年のこと。看板作品の海の幸を青木繁がえがいたのは、今から110年前、1904年のことだそうです。美術館に入る前には、この絵はだれかが、持っていたのです。「これ、誰が持っていたんだろう」とか「どんなところにあったのかな」とか、そんな「ちょっと気になる」視点から、石橋美術館の作品をご紹介した展覧会です。ポスターは、気になるタイトルが気になるように、古くてモダンに感じる気になるデザインしました。