[カジウラバナシ]「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群編②

前回に引き続き、「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群のロゴマークについてお話を伺っていきます。   ―ロゴマークのデザインについてさらに詳しく教えてください。 近松門左衛門の芸術論で、「虚実皮膜(きょじつひにく)」という言葉があります。「芸術は、虚構と事実との微妙な間にある」という意味です。私もロゴを制作する際には写真だけではなく、実物を見てデザインに落とし込むという工程を大切にしています。そのため、今回は船の上から沖ノ島の様子を確認させて頂きました。 デザインに関しては、世界遺産をモチーフにしたロゴマークを作るので、ひと目見てすぐに「沖ノ島」だとわかるように島の形をアイコン化しました。沖ノ島の特徴的な島の形と神秘的な霧を表現し、さらに、小さく鳥居をあしらっています。配色は「神宿る島」のガイドラインに沿って、沖ノ島の木々や海など自然の要素を踏まえた配色にしました。 今年の7月22日には「さつき松原ビーチクリーン」が実施され、スタンプラリーや清掃に参加された方々へ感謝状やサコッシュが配布されました。県庁の方から、参加者の方々から喜びの声が上がっているとお聞きしています。これから、さらにロゴがあらゆるものに展開されていくと嬉しいですね。 ―「虚実皮膜」という言葉は初めて耳にしました。これからさらに沖ノ島の保全活動が広がっていくといいですね。   次回のカジウラバナシもお楽しみに。 参考サイト:https://www.