三隈川かっぱめし

ヤブクグリの弁当第2弾として「三隈川かっぱめし」を企画。かつて、山で伐った材木を、筏に組んで、川を使って運んでいたように、「山」と「川」は、密接に繋がり、林業を支えていました。山のイメージ「日田きこりめし」と川のイメージ「三隈川かっぱめし」で、山と川が一緒になって大分県日田市の知名度を広げていければと考えたのがこの企画の原点です。 ヤブクグリのメンバーの半数以上が、日田市内在住ですが、昔のようにみんなが三隈川で泳いでいるような川にしたいと考え、清流の象徴として「かっぱ」をモチーフにしました。また、三隈川の清流を下流域の人たちへも届け共有したいという思いから、有明海の海苔で作った細い海苔巻を並べ丸太の筏のようにデザインしました。杉の木でできた弁当箱のふたをめくると長いままのかっぱ巻が三本、そして高菜、かんぴょう、キュウリの3種類とおかずは、空揚げ、漬物、卵焼きが入ってます。 包装紙には、小坂さんの日田のかっぱ伝説の小話に牧野氏の絵。箸袋には江副氏によるかっぱ占いが16種類。デザインは富田氏が担当。占いは、当たりがでたら寳屋の大将から何かプレゼントがもらえます。

博多田中田

博多田中田の店づくりコンセプトは、「商談がうまくいくお店」。メニューは、お客様を飽きさせないよう、常に研究し戦略が練られます。空間は、程よく賑やかさを保つため、店主は、調理場から大きな声でスタッフに指示。お客様を席に案内し、最初に目にするのがコースターは、お店とお客同士を馴染ませる狙いで、レンコン、茄子、エビなどの食材をモチーフにしました。人気の刺身盛りが出てくると、お客の顔はほころびます。会話も弾んだところで、店主が顔を出し挨拶する。博多の美味しい料理をお腹一杯食べて飲む。そして、お愛想。手土産つければ、商談もうまくいく事でしょう。 田中田のツールデザインの役割は、お客様との距離を近づけることことを考えています。食材のイラストは、東京で活躍しているイラストレータ添田あき女史。シンプルで美味しそうな良い線は、本物を見ながら描いて下さったそうです。